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TEL. 0952-20-4165

〒849-0202 佐賀県佐賀市久保田町大字久富2852番地

ひょうたん島


ひょうたん島という名前のエピソード

ヒカリゴケからひょうたん島へ

令和7828

 ヒカリゴケと言っても、ご存じの方は殆どいないと思いますが、ここでは、随分昔に武田泰淳先生が書かれた小説を示しています。
このひかりごけを参考にして、今から50年以上前、丁度70年安保の時に、現在、日本
WHO協会理事長をしている中村安秀君がシナリオを書き、駒場祭でクラス演劇をやりました。
泰淳先生には、僕が手紙を書いてこのストーリーを使うことを承諾してもらって、奥さんが観に来られたことを覚えています。

出演者は、クラスの皆で、全員が素人、中には、涙を流しながら演じていた者もいました。 

それから、50年過ぎて今、グループホームひょうたん島をやっていて、このひょうたん島とヒカリゴケには、僕にとっては、何か、繋がりがあるように思います。


 ひょうたん島というと、連想されるのは、ひょっこりひょうたん島かと思います。それと少人数の認知症の方が一緒に暮らすグループホームの繋がり。
ひょうたん島―苦しいことも有るだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけど僕らはくじけない、泣くのはいやだ、笑っちゃおーという下りが、図らずも認知症になった老人が、皆で一緒に楽しく、悲しいときも頑張って大きな波を乗り越え、進んで(生きて)行く姿をイメージしケアホーム「ひょうたん島」と名付けました。
認知症と言われても、皆で楽しく過ごそうという、僕からのエールを込めた名称でした。
 

丁度その頃、地元では、同じ「ひょうたん島」と名付けた公園を作る計画が有ったらしく、ウチの「ひょうたん島」は、名前を変えるようにプレッシャーがありましたが、どう考えても、僕の方が先に命名していたので、理不尽な要請と反発して、そのままにして今日に至っています。

苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ、だけど僕らはくじけない、泣くのはいやだ、笑っちゃおー、進めーひょっこりひょうたんじーま・・・

これは認知症の方々をお預かりしている僕からの、いや、お世話をしている、ウチの介護職員全てからのエールです。
ウチのひょうたん島は、ひょっこりひょうたん島のイメージで、椰子の木を玄関そばに植えています。

介介 について
ひょうたん島には、高齢の職員もいます。介護が出来なくなったら、次は、厨房をしたいと言っています。それも難しくなったら、次の人は、自分をお世話してくれるだろかと、笑いながら話してます。
それは、心配要らないよ、いつか、必ず、今度は、若い仲間が、君の面倒見てくれるって!!
ひょうたん島の皆は、それを信じて、立ち止まること無く、笑顔を絶やさず、進んでいます。




認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

認知症の高齢者が家庭的な雰囲気の中で、共同生活を送ることにより認知症の症状の進行を緩和させ、よりよい日常生活を送る事ができるよう支援いたします。



入居の要件

1.介護保険の認定(要支援2〜要介護5)をお持ちの方で、認知症の状態にある高齢者の方
 ※共同生活に支障がない方
2.地域密着型サービスとして住み慣れた地域での生活を続けていただけるように、佐賀市、多久市、小城市、神埼市、吉野ヶ里町に住所がある方

バナースペース

ケアホームひょうたん島

〒849-0202
佐賀県佐賀市久保田町大字久富2852番地

TEL 0952-20-4165
FAX 0952-20-4166